"どんこ" って?
先日のレッスンで "どんこ" を使った際に、
以前、"どんこ" と "干しシイタケ" の違いを尋ねられていたことを思い出しました。
回答がすっかり遅くなってごめんなさい。
ズバリ、
「 "どんこ" は "干しシイタケ" の一種です。 」
というのが答えです。
この "どんこ" ですが、
干しシイタケの中でも
特にいいダシが出て
味も香りもよく、
肉厚なので食感にも高級感があり
見た目にも品がある、
というのが私のイメージ。
あらためて質問されると
はっきりとした定義が分からないので
ちょっと調べてみました。
干しシイタケは次の3つの種類に分けられるようです。
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干しシイタケの種類
1.冬菇(どんこ)
晩秋から初春の気温の低い時に、徐々に育ったきのこを
傘が開く前に収穫したもの
2.香信(こうしん)
春や秋になって温度も湿度も高くなったときに、
急速に育って傘が開いたもの
3.香菇(こうこ)
冬菇と香信の中間の時期に収穫したもの
『総合食品事典 第六版』桜井芳人 編(同文書院)より
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つまり干しシイタケの呼び名は
しいたけの種類だとか
出来上がりの形状や見た目で仕分けされるのではなく、
"育った環境と収穫の時期" で決まるんですね。
"どんこ" は
「育つのに時間がかかる」
ということは、
「生産性が低い」
ということは、
それがどんこの価格を余計に高くさせてるのかな...??