酸化した油・脂・あぶら
アーモンドが殻付きで売られているとは・・・。
私はナッツ類に興味がないため
ひょっとすると簡単に手に入る物なのかもしれませんが
とても新鮮で衝撃的でした。
殻付きだから、アーモンドの実が直接空気に触れていない、
つまりアーモンドに含まれるの脂の酸化が進んでいないというわけです。
酸化した脂・油の味の悪さといったら
なんとも表現に困ります。
口に入れた途端、うぅ~っときて・・・。
味が悪いというよりは思わず吐き出したくなるよな
気分が悪くなりそうな感覚。
何度も繰り返し使った揚げ油や
長い間保存していたゴマ(特にすりゴマ)、
古米臭などもそう。
美味しくないですよね。
話は変わって、LDLコレステロール、通称「悪玉コレステロール」について。
かわいそうなことに、
LDLそのものは決して悪い奴ではなくて
それなりに体に必要とされるコレステロールなのに
悪玉呼ばわりされています。
悪玉として悪さを発揮するのは血液中で"活性酸素"と結びついた時。
その活性酸素というのは、
睡眠不足、ストレス、排気ガス、喫煙などのほかに
この酸化した油によっても増えるのです。
活性酸素と結び付いた悪玉コレステロールは
動脈硬化を引き起こすため、
「脳卒中」や「心筋梗塞」へと発展する可能性が高くなります。
酸化した油・脂は、味が悪いだけでなく
体にも悪いというわけです。
話はアーモンドに戻りますが、
一般的にどうしてわざわざ殻を外して
むきだしで売られているのだろう
というのが疑問。
味だって落ちるし、油が酸化して体に悪いし、手間はかかるし・・・。
妙なことですね。
お菓子作りなんかで大量に使う人にとっては
剥くのが大変だから
その点はありがたいのか。。。