0歳からのクッキング⑨ ~3歳ごろ(1)~ ぎょうざ
3歳にもなると「個性」が出てきて面白いですね。
この個性の一つといて、いろんな場面でその子の「好み」が見られます。
お気に入りのキャラクターができたり、お出かけのときに履くクツにこだわりがあったり、
パズルやぬり絵はすぐに投げ出してもブロック遊びだけは長い時間集中したり。。。
こうして「好み」のものが出てきた子どもは、お料理でも自分の大好物のメニューを自分で作ってみるのが最もワクワクするようです。
また、このぐらいの年齢になると手先を使うことにもチャレンジしようという気持ちが出始めるので、例えば、子どもに人気のメニューのひとつである「ぎょうざ」を作ってみるのがおススメです。
ぎょうざを包むには多少コツがいるため、まだまだ子どもには難しいと思われがちですが、最も一般的な形、ヒダのある半月型にこだわらず自由な形に包んでみるとよいでしょう。
「ぎょうざの皮に水をつけて、生地同士がくっつくようにする。」、「あん(具)を包む」という作業さえできれば十分です。
もちろん、本人が望むのであれば一般的な形に包むことに挑戦してみるのもよいでしょう。
あん(具)をのせます。はじめはドキドキです。
縁に水をつけて "のり状" にし、半分に折りたたんで貼り合わせます。
まるで工作。楽しいはずです。
半月状に折った皮の両端を内側にたたんで、できあがり!!
こどもにとって、できあがったぎょうざを並べることも楽しい "遊び" のひとつのようです。
時おり見せてくれる真剣な顔つきや、出来上がった時の嬉しそうな顔を見るのは、親にとっても楽しくて嬉しい瞬間。
食べたいものを自分でお料理しているときの、いつも以上にいきいきとしたこどもの表情をたまには写真に残してみるのもよいでしょう。
親にとっても本人にとっても良い思い出になりますよね。