教えるのはこの私


徳重 安枝(Yasue Tokushige)

管理栄養士
1971年生まれ

管理栄養士。杉並区学校栄養士、プロスポーツ選手や肥満患者への栄養指導、管理栄養士国家試験講座の講師、フードライターなどを経験し、現在は「Clad-Kitchen」を主宰。料理教室の講師、執筆、講演などを行う。長女の出産を機に親子向けの食の教室「ベジスタ」を立ち上げた。

Information

0歳からのクッキング③ ~1歳半ごろ(1)~ ゆでたまご

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いよいよ料理らしいことが始められるようになってきた1歳半ごろ。

しかし、一定の場所で長い時間集中して作業を続けることはまだまだ難しいので、お料理を1から10までやらせるのではなく ごくごく一部の作業をお手伝いすることから始めてみましょう。

この時期はゆでたまごの殻むきがおすすめです。
「たまご」は絵本やおもちゃなどによく登場していて子どもたちにとっても馴染みのある食材です。

また、椅子に座ってダイニングテーブルでもできる作業なので、キッチンに立たせる(ステップ台や椅子の上に立たせる)にはまだ危なっかしい時期の子どもには安心です。

まずはお母さんが殻をむくところをみせてやれば、それを見て子どもは自分でもトライしようとします。

コンコンと殻にヒビを入れ、全体に細かい亀裂が入るまでコロコロと転がし、一か所つまんで一気にツルンと殻をはがします。
見るのも自分でやるのも子どもは喜びますよ。

( モデル:1歳9か月)