0歳からのクッキング④ ~1歳半ごろ(2)~ さわったり、ちぎったり
ステップ台の上にしっかりと安定した状態で立っていられるようになったら どんどんキッチンに立たせてやりましょう。(→「安全な環境づくり(その他)」)
調理台の前に立つだけのことなのに、子どもにとっては初めての経験で、ちょっとオトナに近づけた気がするのかそれだけで大喜び。 嬉しくてソワソワしているのでお料理どころではありません。
危険なことでもあるので、はじめは調理台に立つことに慣れさせるため、これといった作業はさせないで材料を触らせるだけにしてみるとよいでしょう。 この年齢だと十分お料理をしている気になって楽しんでくれます。
調理台の前に立ってもはじめの頃ほど大はしゃぎしなくなったらいよいよお料理デビュー。
材料をきれいな形に切ったり大きさを整えたりといった細かい作業はまだ難しいので、海苔をクシャクシャと握って粉々にしたりレタスやコンニャクをちぎったりといった作業がおすすめです。
子どもたちにとっては遊びの延長のようなものなので、手で触ったときのツルツルやゴツゴツ、ふにゃふにゃといった様々な感触や、握ったりちぎったりするときに出る音が楽しくて仕方がありません。
フードプロセッサーにかける材料はいずれ粉々になるので好きなだけ遊ばせて(ちぎらせて)あげましょう。(→「電動の調理器を使う」)
これから先、切ったり、混ぜたり、炒めたりといった調理の作業を順に覚えていくことになります。
焦らないで、子どもが楽しめること、出来ることから徐々にやらせてみましょう。
ここからの成長がますます楽しみですね。