教えるのはこの私


徳重 安枝(Yasue Tokushige)

管理栄養士
1971年生まれ

管理栄養士。杉並区学校栄養士、プロスポーツ選手や肥満患者への栄養指導、管理栄養士国家試験講座の講師、フードライターなどを経験し、現在は「Clad-Kitchen」を主宰。料理教室の講師、執筆、講演などを行う。長女の出産を機に親子向けの食の教室「ベジスタ」を立ち上げた。

Information

ビタミンカラーの朝ごはん

フレンチトースト.jpg

抵抗力をつけるのに不可欠で、寝不足やストレスにより消耗しやすいビタミンCはカラダに蓄えておくことができないので、こまめに摂取したい栄養素のひとつです。

また、ビタミンCが豊富な野菜にはカリウムも豊富に含まれており、これは、血液中の余分な塩分と排泄されるため、高血圧やむくみの改善にも一役買います。

このビタミンCとカリウムは水に溶けやすく熱に弱いのが特徴。
したがってこれらの栄養素は生の野菜で効率よく摂ってもらいたいわけですが、カリウムの利尿作用により体を冷やしやすくなるのも気になります。
したがって、就寝を控えている夕食よりは朝食・昼食時に生野菜を出すようにしています。

が、しかし、それでもやはり寒い冬は体の内側から保温対策をしたいと思うのです。

長くなりましたが、寒い季節だからという理由で、朝も温野菜から始めてみました。
見た目にも鮮やかで目を覚ましてくれそうなカラフル野菜とフレンチトーストを組み合わせました。
温野菜たちは、ヨーグルトで作った低カロリーだけれども味に深みのあるソースをつけながら食べていただきます。